倉敷市はきょう(23日)、今月に入りカラオケのできる飲食店や高齢者福祉施設で発生した7件のクラスター全てが関連のウイルス検査をすべて終え、その結果などを踏まえ収束したとみられると発表しました。
倉敷市では今月に入り、7件のクラスターが相次ぎ、感染者は200人以上にのぼっています。
クラスターの内わけは、カラオケのできる飲食店で3件、高齢者福祉施設で3件、知人同士の会食の場で1件となっています。
倉敷市はきょう新型コロナ対策について会議を開き、クラスターを未然に防ぐための方針などを示しました。
市内のカラオケのできる飲食店については商工会議所などの協力を得て個別に訪問を行い感染対策について話し合います。
また、市内全ての高齢者福祉施設へ施設内の消毒をはじめ、施設利用者や職員の体調管理に注意を払うことなどを呼びかける文書を送ることにしています。
このほか、年末年始に市内で行われる予定の合唱など大きな声を出す発表会については自粛要請を行っています。
マスク着用や手指消毒3密回避といった感染拡大防止のための基本的な取り組みについては、大型商業施設やJR倉敷駅に設置されているデジタルサイネージでも市民に呼びかけていきます。




