早島町の鶴﨑神社では特産の「い草」製品を使って作る大きな干支が正月の風物詩となっています。
今月25日の公開を前に来年の干支「ウシ」の作品を少しだけご紹介します。
鶴﨑神社の境内には、年末から節分にかけて大きな干支が登場します。
早島町特産の「い草」製品で動物らしい毛並みやユニークな姿が表現されていて地元住民などに好評です。
この作品は8年前から毎年、宮司の太田浩司さんが1人で手作りしています。
町内の畳表の業者から、本来であれば捨ててしまう製品の切れ端を譲り受け、金網と針金を使っておよそ2週間かけて製作しています。
カバーがかけられているこちらが来年の干支「ウシ」の作品です。
高さ1m80cm、長さ2m20cmの大作でこれまでで2番目の大きさに仕上がっています。
中でも「縄のれん」などに使われるい草の縄=「い縄」で光沢感を表現したウシの角と鼻輪に注目してほしいということです。
作品は、公開初日の今月25日のKCTニュースでもご紹介します。
鶴﨑神社では、初詣の感染対策として、参拝のときに鳴らす「鈴」を取り外し、手水は竹から噴水のように出るものに変えるなどして参拝客を出迎えます。




