倉敷市はきょう(16日)新型コロナウイルスに市内の19人が感染、その中で高齢者福祉施設と、知人同士の会食による新たに2件のクラスターが発生した、と発表しました。
また、きのうの夜、倉敷市では初めて新型コロナウイルス感染で高齢者1人が死亡しました。
4例目のクラスターとなったのは、市内の高齢者福祉施設です。
15日に介護従事者1人と80代の男女2人、90代女性1人の4人の陽性が判明しました。
これまで感染が確認されていた3人の介護従事者、利用者を合わせて7人が陽性だったことからクラスターと認定されました。
福祉施設の利用者、介護従事者46人の検査を終えており、倉敷市保健所では現在のところ、これ以上の広がりはないとみていますが、感染した利用者と介護従事者の濃厚接触者の引き続き調査、検査を行っています。
5例目は今月10日に知人が集まって会食していた60代男性2人、70代男性1人、80代女性の4人が陽性になり、これまでの患者と合わせて6人が感染したことからクラスターと判断されました。
きょう発表された4人は、11日に陽性が判明した60代男性の市内の知人宅で8、9人が飲酒を伴う会食していたそうです。
このほかきょうは市内3例目のクラスターとなったカラオケのできる飲食店の利用者2人の陽性が判明しました。
3例目のクラスター陽性者は合わせて24人になっています。
また、きのう(15日)夜、年齢、性別など非公表の高齢者1人が新型コロナ感染により死亡したと発表されました。
倉敷市内では初めての新型コロナ感染による死亡です。
複数の重い基礎疾患があったそうで、新型コロナウイルスの感染で症状が悪化したとみられています。
倉敷市の感染者は累計で182人になります。
このほか、きょう(16日)岡山市で13人の陽性が発表されていて、県内の感染者は延べ858人になりました。




