プラスチックごみによる海洋汚染を子どもたちにも理解してもらおうと、現役の海上保安官が制作した紙芝居の原画展が玉野市で開かれています。
紙芝居のタイトルは「うみがめマリンの大冒険」。
海上保安官の大待 雄治郎 さんが海に捨てられたプラスチックごみを海洋生物が食べて命を落としている実話をもとに20年前に作った物語です。
2年前には、分解されず半永久的に残ってしまう「マイクロプラスチック」が生態系に与える影響など、現代の課題に対応した内容にリニューアルされました。
会場には12枚の原画が展示され、訪れた人は「うみがめマリン」の物語に見入っていました。
このほか「第21回 未来に残そう青い海図画コンクール」の応募作品や、海上保安庁が保有する巡視船などの精巧な模型も展示されています。
紙しばい「うみがめマリンの大冒険」原画展はあす(13日・日)まで玉野市立図書館・中央公民館ギャラリーで開かれています。




