岡山市出身の吹き硝子作家三宅義一さんによる作品展が倉敷市阿知の融民芸店で開かれています。
これからの季節にぴったりなろうそく台や、色鮮やかな装飾が施されたグラスなど会場には、三宅さんが製作した吹き硝子作品およそ700点が並びます。
三宅さんは吹き硝子の持つ暖かみや重厚感を残しつつ持ちやすさや、手触りの良さなど使い勝手にもこだわって作品を作り上げています。
作品の多くに取り入れられている凹凸は、三宅さんの師匠で同じく吹きガラス作家の舩木倭帆さんがよく用いた“プラント”と呼ばれるもので滑り止めの効果があります。
滑り止めにも色のついたものやハートの形にしたものなどがあり、芸術性と利便性の両立を目指す三宅さんのこだわりを感じることができます。
三宅義一吹き硝子展は今月8日まで倉敷市阿知の融民芸店で開かれています。




