今年の12月末で閉館する予定の「くらしき山陽ハイツ」で、最後となるオリエンテーリングの大会が開催されました。
秋晴れの中、倉敷市有城のくらしき山陽ハイツには、県内外からおよそ70人の参加者が集まりました。
受け付けを済ませると1組ずつ順番にスタートしていきました。
オリエンテーリングは、コンパスとマップだけを使い、コース内に置かれたチェックポイントを回ってゴールを目指す競技です。
今回は、子ども向けの300メートルからベテラン向けの2.7キロのコースまで、個人と団体でそれぞれ3つのコースが用意されました。
参加者は、マップとコンパスを片手に息を切らしながら険しい山道なども含むコースを進み、ゴールを目指していました。
今回は、個人ロングクラスで石井泰朗さん、ショートクラスでは中里勝彦さんが優勝しました。
岡山県オリエンテーリング協会は、年に6回ほど県内各地でオリエンテーリングの大会を開いています。
くらしき山陽ハイツでは、去年4月に初めて開催し、景色の良さや初心者でも楽しめるコースが人気を集めていました。
しかし、施設の老朽化などの理由で今年12月31日に閉館することになり、跡地の利用方法も決まっていないため、最後にもう一度開催することを決めました。
次回のオリエンテーリング大会は、来年2月7日(日)に倉敷市の琴浦北小学校で開かれます。




