総社市の絵画グループ「友暉の会」の作品展が、総社市民ギャラリーで開かれています。
会場には、会員15人の油彩画を中心とした作品45点が展示されています。
友暉の会は、元美術教諭の渡辺暉夫さんが講師を務め、総社市清音を拠点に月2回活動しています。
年に1回作品展を開き、今年で20回目を迎えました。
友暉の会では会員の個性を大切にしていて、人物、風景、抽象などさまざまなテーマの作品が並びます。
こちらは、中川俊子さんが自身の若い頃を描いた作品です。
風を受け止めている洋服や髪の毛の自然な流れと柔らかな表情が特徴的です。
また、赤松陽子さんは、正月飾りに欠かせないウラジロを描きました。
画面いっぱいにウラジロの葉が並びますが、1つ1つの表情が違うためじっくりと見入ってしまいます。
また、20回目の作品展を祝って、会員全員が1枚ずつ小さなキャンバスに描いた作品も並びます。
伊勢海老を描いた作品に本物の網を組み合わせるなど、会員それぞれの個性が光るユニークな展示となってます。
「第20回 友暉の会展」は、今月29日(日)まで総社市民ギャラリーで開かれています。




