倉敷市社会福祉協議会は、奈良市と高知市の社会福祉協議会と災害ボランティアセンターなどの運営を支援する相互支援協定を結びました。
協定は、倉敷市と西日本豪雨災害の時に真備町の被災地へ最も早く職員を派遣した奈良市、それに災害時の活動における研修などで交流を深めている高知市の3つの社会福祉協議会の間で結びます。
災害が発生した場合、実際の支援までに一定の期間が必要となり、一番大変な発災直後の支援が困難となります。
また、真備町には延べ77000人のボランティアが県内外から訪れ、受け入れるスタッフの確保も課題となっています。
協定では、災害ボランティアセンターの運営ノウハウを持つ社会福祉協議会職員の派遣や生活福祉資金の貸し付けなど、相互支援を行うことでより迅速な被災者支援を目指します。
3市とも地域が離れていて、同時に災害にあう可能性が少ないこともあり、 倉敷の社協が中心となって協定の話を進めてきました。
なお、岡山県内の市町村の社会福祉協議会が県外の社会福祉協議会と災害支援の協定を結ぶのははじめてです。




