倉敷出身の水墨画家故・藤原楞山さんの作品展が総社市三須のギャラリー珈琲と人で開かれています。
藤原楞山さんは水墨画を習得するため1938年、中国に渡って現代中国画の巨匠と評される斉白石さんに弟子入りし研究に没頭、帰国後は書画の指導をしながら後継者の育成に努めました藤原さんは見たものを墨の濃淡やかすれ具合を用いて抽象的に描くことでその時の雰囲気や心情を浮き彫りにしていますこちらの作品は火の側でお茶を沸かしながら里芋をあぶる様子が描かれており紙の白地を残すことで窓の外から見える雪を表現しています。
藤原楞山書画展はギャラリー珈琲と人で11月16日(月)まで開かれています。




