倉敷市内のギャラリーで絵画と写真と撫川団扇の三人展が開かれています。
作品展を開いたのは、絵画の渡辺惇さん、写真の清水弘さん、撫川うちわの平松龍四郎さんの3人です。
3人は倉敷工業高校の同級生で、もともと10年前から写真の清水さんと絵画の渡辺さんで作品展を開いていたところ3年前から撫川うちわの平松さんが加わり3人展の形になりました。
店内には3人の力作27点が展示されています。
平松さんは40年ほど前から撫川うちわ作りを始め今は後継者の育成にも力を入れています。
撫川うちわは岡山県の郷土伝統的工芸品で、竹の骨作りから絵柄まで全て手作りです。
絵柄は切り絵やすかしで表現しており、上部には歌つぎと呼ばれる俳句が描かれています。
渡辺さんは、40年ほど趣味で書道を楽しんでいましたが、ここ10年くらいは絵画に取り組んでいます。
備中国分寺など、風景画を中心に油彩やアクリルで丁寧に描いています。
三人展は、11月14日(土)までカフェ&ギャラリー竹で開かれています。




