ご覧いただいているのは玉野市大藪の三宅良治さんのミカン畑です。
今年は気温の高い日が続いたため10日ほど早く早生みかんの収穫が始まりました。
温暖な瀬戸内海の潮風を受けて育つ大藪みかんは気候風土が似ている和歌山県から持ち込まれ、大正時代から栽培が始まったとされています。
父の代からおよそ100年続く三宅さんは御年91歳!
KCTニュースでは毎年のようにミカンの収穫の様子を三宅さんの畑で取材させていただいていますが今年は三宅さん、ハサミを手にしていません。
後継者が見つかったため今年でバトンを渡しました。
大藪地区では高齢化が進み、かつては30戸ほどいたミカン農家が7戸にまで減少しています。
大藪みかんを絶やしたくない…そう考えた三宅さんは農協を通して後継者を探していました。
ミカンの収穫は年末まで続きます。
大藪みかんは道の駅みやま公園や市内のスーパーマーケットなどで販売しています。




