倉敷市本町のギャラリー十露では、工芸作家丸山昌子さんの作品展が開かれています。
丸山昌子さんは、銅板や金属の上に釉薬をかけた七宝焼を中心にした作品を手掛けています。
作品は七宝焼だけにとどまらず、銀の粉末が入った粘土を指輪やペンダントトップなどに形を作り焼き上げた後に磨いて仕上げるアートクレイシルバーも手掛けています。
会場には、チョーカーや指輪などのアクセサリーをはじめ、オブジェなどおよそ150点の作品が並んでいます。
丸山さんは工芸作家としての基盤となっている七宝焼を様々な素材と組み合わせることで、個性あふれる作品に仕上げています。
こちらの作品は、去年行われたアートクレイシルバーのコンテストで準グランプリに輝いたものです。
シルバーと七宝焼で水の流れと透明感を表現しています。
このほか、会場には初の試みとしてガラスと七宝焼を組み合わせた作品も並んでいます。
新型コロナの影響で自宅のアトリエで過ごす時間が増えたことが、様々な手法での作品作りにつながったそうです。
オリジナル性溢れる作品づくりを続ける丸山 昌子さんの作品展は、18日(日)まで倉敷市本町のギャラリー十露で開かれています。




