10月は食品ロス削減月間です。
食品ロスを減らすため、廃棄商品を引き渡すスーパー、それを受け取り生活困窮者へ配布する活動を行っている団体を取材しました。
平成29年の消費者庁の調べによると、毎日一人当たり茶碗1杯分の食べ物が廃棄されています。
倉敷市広江に本部を置き、スーパーなどから食品の廃棄物を引き取るフードバンク「アリス」の稲見佳子代表がハローズ広江店を訪れ廃棄される商品を受け取りました。
このスーパーではデイリー商品と呼ばれる乳製品などの消費期限が短いものは当日や前日のもの、加工食品は期限からの2週間前のものを廃棄しています。
その他にも、へこんだ缶など品質には問題はなくても商品として売れないものは廃棄商品となります。
ハローズでは2015年からフードバンクへ廃棄商品を渡す取り組みを行っており食品ロスの削減に取り組んでいます。
フードバンクアリスは「もったいない」の気持ちから2017年に発足しました。
現在は、小売店や食品製造業、問屋などから廃棄商品を引き取っています。
各店舗から引き取った廃棄品は種類ごとに並べ、障がい者や低所得者など水島、連島エリアを中心に生活困窮者に仕分けをして配布しています。
最終的に残ったものは高齢者の会や学童保育などに提供します。
【インタビュー】フードバンクアリス稲見佳子代表【本文続き】稲見代表は、食品ロスを減らすため、消費者の買い方にも気を付けてほしいと話しました。
【インタビュー】フードバンクアリス稲見佳子代表♯




