野鳥をテーマにした色鉛筆画と倉敷市立自然史博物館が収蔵する剥製のコラボ展が開催されています。
のんびりと木で休むジョウビダキ、その真横には遠くを見つめる剥製のジョウビダキが。
会場には岡山動物画の会が色鉛筆で描いた野鳥47点と倉敷市立自然史博物館が収蔵する剥製41点が隣り合って並びます。
このコラボ展は、野鳥について生態や体の構造などの学術的な部分と絵画として描かれた芸術性を同時に楽しんでもらおうと初めて開催されました。
鉛筆画を描いた岡山動物画の会は野生動物画家として活動する越山洋三さんを講師に、写真を見ながら動物の姿を正確に描くことを大切にしています。
ざんぎり頭に例えられるヒヨドリの逆立った頭部の羽も一本一本が丁寧に描かれています。
また、こちらの作品は黒・白・青の3色の模様が特徴的なカケスの翼を細かく描写しています。
剥製には体の特徴や生態などが書かれた解説が添えられていてこの解説とともに絵を見ていけば、作者のこだわりを楽しめるだけでなく野鳥について詳しくなることができます。
野鳥の色鉛筆画と剥製のコラボ展は今月25日まで開催されています。
また、18日には越山洋三さんと一緒に色鉛筆で野鳥を描くイベントも開催されます。




