倉敷市浅原の重井薬用植物園では秋の自然に暮らす昆虫を捕まえて、観察するイベントが開かれました。
このイベントは子どもたちに自然の中で遊んでもらいながら、昆虫採集に挑戦してもらおうと毎年開催されています。
採集には、解説員として倉敷昆虫同好会の守安敦さんと倉敷昆虫館の職員、岡本忠さんが加わり、虫の捕まえ方や名前などを子どもたちに教えました。
およそ800種の山野草が生育している園内には昆虫も多く生息しています。
絶滅危惧2類に指定されているツマグロキチョウや湿地に生息するアオイトトンボといった貴重な昆虫を観察することができます。
子どもたちはこの他にもバッタやカマキリ、カエルなどの生き物を捕まえて観察していました。
重井薬用植物園は来月17日に、草原に住む虫を捕まえるイベントを開催します。




