高梁川流域のものづくり企業を知ってもらうイベント「龍の仕事展」が開かれています。
「龍」は高梁川のことを意味していて、会場には、倉敷や総社などの高梁川流域で、ものづくりを行っている企業20社13ブースが展開されています。
このイベントは高梁川流域の企業文化を知ってもらうことが狙いで、会場では出展企業の商品の販売や広報を行っています。
また、2014年からはイベントを活用して岡山県内の大学生のインターンシップを始めました。
社会人に向けての自己啓発力と自己教育力を養おうと、学生は各企業で研修を行いイベントでの展示、販売方法を提案して会場の運営を行っています。
倉敷のカモ井加工紙ではマスキングテープを使ったワークショップでPRするつもりでしたが、新型コロナの状況からマスキングテープを使ったフォトスポットに変更しました。担当の学生は
来場客を楽しませるだけでなく研修で得た企業知識を使って商品の良さを伝えます。
今回初出店した総社市のプラスチック製造業ワタナベ工業は、社名だけでなくどんなものを作っている会社か知ってもらうために参加を決めたそうです。
ブースでは、ビニール袋の販売のほか、人工芝生の展示を親しみやすく工夫しています。
インターンシップを通じて研修企業に就職が決まった学生もおり地域経済につながる人材が育成されるプログラムになっています。
龍の仕事展は9月13日(日)までアイビースクエア内のアイビー学館で開かれています。




