倉敷市内で活動する絵画グループ「雑草の会」の作品展が倉敷市立美術館で開かれています。
今回で２２回目となる雑草の会 作品展ではメンバー１５人やＯＢが描いた人物画や風景画などおよそ５０点が展示されています。
雑草の会はおよそ３０年前、倉敷市内の人物画愛好家によって結成されました。
現在は倉敷市をはじめ総社市や岡山市の５０代から８０代のメンバーが週１回、倉敷市立美術館で活動しています。
今年は新型コロナの影響で５月から６月中旬までは活動休止を余儀なくされていましたが、現在は消毒や活動人数の制限など感染症対策を行って活動しています。
グループ名にある「雑草」のように講師などから指導を受けず自分たちの力で伸び伸びと自由な発想で描くことを大切にしています。
油彩画をはじめパステル画や版画などメンバーそれぞれの得意な画材へ個性豊かなタッチで描かれた作品に訪れた人は足を止めて見入っていました。
雑草の会代表 秦 洋一さんによる油彩画です。
「一輪挿しと、、、」と題された作品は一見、一輪挿しの花が主役のようですが、その周りを囲むように並べられた桃などの果物にスポットを当てた独特な世界観の作品です。
雑草の会 作品展は今月６日（日）まで倉敷市立美術館１階展示室で開かれています。
