倉敷美観地区入口にある文化交流施設「倉敷物語館」でチョークアートの作品展が開かれています。
一見、油絵のように見える作品。
こちらが黒板にチョークで描いたチョークアートです。
倉敷物語館ではチョークアートを常設展示していて、毎月、新しいテーマの作品を楽しむことができます。
このチョークアート作品を描いたのは、倉敷市老松町の小野 肇さんです。
小野さんがチョークアートをはじめたきっかけは、近所の公民館の黒板に絵を描いたことだそうです。
公民館の利用者に見て楽しんでもらおうと始めたチョークアートを倉敷物語館のスタッフが見かけ、「もっと多くの人に見てもらいましょう」と小野さんに倉敷物語館での展示を打診。
2018年から毎月倉敷物語館での作品展示がはじまりました。
これまで30点以上の作品を手掛けていて、今回は倉敷物語館のスタッフが消さずに残していた倉敷市をテーマに描いた作品を一堂に展示しています。
倉敷美観地区の雪景色や緑色の瓦屋根が目立つことで「緑御殿」と呼ばれている有隣荘など倉敷を代表する場所がモチーフとなっています。
チョークアートは色を重ねて描くのが難しく、指でこすって陰影をつけるなど立体感を出すよう工夫しているそうです。
小野さんのチョークアート展は倉敷物語館で来月13日まで開かれています。




