倉敷市浅原の浅原園芸組合の選果場に最新鋭の桃の選果機が導入され完成を祝う竣工式が行われました。
竣工式には、桃を生産する浅原園芸組合の生産者やJA晴れの国岡山の関係者など、およそ30人が出席しました。
初めに、神事が執り行われ、出席者代表などが、設置された祭壇に玉串をささげ、施設の完成を祝いました。
続いて、浅原園芸組合の室山浩二郎組合長など、2人が始動ボタンを押すと、新しい機械が動き出しました。
整備された選果機は、光センサーを当てることで、桃の重さや熟度、桃の内部の状況を高精度で検出、判定ができ、従来の糖度計測に加えて、6等級まで選別が可能となっています。
総事業費は、8100万円あまりで、組合によると、今回の設備導入と選果場のレイアウトの刷新で、以前に比べ、作業効率が1・3倍に増えるとしています。
【インタ】※浅原園芸組合 室山浩二郎 組合長
【本文続き】浅原地区の浅原園芸組合では、現在44戸の農家が桃を栽培していて、きょうは、今が最盛期を迎える『日川白鳳』が選別にかけられ、生産者たちが、一つ一つ、等級ごとに箱詰め作業を行っていました。
浅原地区の桃の出荷は、9月中旬まで続き、200トンの出荷を見込んでいます。
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