新型コロナウイルス感染の不安が残る中、JR児島駅で利用客を元気づけるメッセージが掲示されています。
ジーンズの駅ともいわれるJR児島駅の待合スペースの近くに、2枚のメッセージボードがあります。
1枚には、緊急事態宣言が解除されても以前の生活に戻るには時間がかかるとして、「コロナではなく笑顔の輪が広がるように、温かさと笑顔を届けていきたい」との手書きのメッセージが綴られています。
そして、疫病退散の力を持つといわれるアマビエのイラストを添えています。
もう1枚には、JR児島駅の職員と駅構内のコンビニの店員およそ30人が書いた「コロナに負けるな!」「皆で一緒に乗り越えましょう」と呼びかけるメッセージが掲示されています。
メッセージカードの下には、児島名産のデニム生地を使った貼り絵の機関車が走っています。
このメッセージボードは、先月上旬から、近郊へのお出かけ情報のブースを使って始められました。
JR児島駅では、新型コロナ対策として職員のマスク着用やベンチの間隔を空けるなどの取り組みを続けてきましたが、4月中旬に全国に緊急事態宣言が出され外出を勧められない中で、利用客を元気づけられる取り組みをしたいと考え、このメッセージボードを作りました。
現在のメッセージボードは今月末まで掲示し、来月から、七夕仕様のものに交換する予定です。




