サツキが見ごろを迎えた倉敷市児島の国指定重文旧野﨑家住宅で、きょうから企画展『岡山ゆかりの書画工芸品展』が始まりました。この企画展ではこのほど作者が確認された貴重な秘蔵品も初公開されています。
正阿弥勝義に逸見東洋。いずれも明治時代に活躍した日本を代表する彫金師と工芸家です。野﨑家が所蔵してきた作品で、初めて一般公開されました。このうち、津山出身の彫金師正阿弥勝義の作品は、『飾象香炉』をはじめ、花瓶や香合など5点が展示されています。正阿弥勝義は、岡山藩のお抱え職人として刀の装具をつくっていた技術を生かして、彫金師に転身。上品で細やかな作風は、当時の彫金師の中でも群を抜いており、国内外で高い評価を受けました。現在行われている野﨑家の所蔵資料の調査で、正阿弥の作品であることが確認されました。このほかにも岡山出身の工芸家逸見東洋の代表作など合わせて20点が展示されています。岡山ゆかりの書画工芸品展は8月2日まで旧野﨑家住宅で開かれています。なお、野﨑家の秘蔵品が一般公開された話題は、9日(火)のKCTワイドで詳しくお伝えします。




