玉野市でもち麦が収穫のピークを迎えています。
その「もち麦」が新型コロナウイルスの影響と全国的に生産量が増えたことで、価格が下がり玉野市の雑穀生産組合は苦戦を強いられています。
黄金色に輝く「もち麦」最近は健康志向ブームで人気が集まっています。
玉野市雑穀生産組合では休耕田の活用策としてまた「もち麦」を地域の特産にしようと5年ほど前から生産しています。
組合では毎年5トンを収穫していて5月末から収穫がはじまりました。
人気のもち麦ですが去年から全国で大手の業者が参入し大規模な生産が行われるようになってます。
その影響で国内の生産量が3倍以上に増えた上、今年は新型コロナウイルスの影響で需要と供給のバランスが崩れ価格が半分以下まで下がっています。
玉野市雑穀生産組合でも5月まで今年収穫した3トンのもち麦の買い手が見つからず厳しい状況になっていました。
しかし井上さんは玉野の休耕田を活用するためにももち麦の生産を続けたいとしています。
井上さんは、今後もち麦を食べやすいように加工して消費需要を増やしていきたいとしています。




