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古布類の自宅保存を呼びかけ

倉敷市のリサイクル業者の倉庫には衣類が次々と搬入され、高く積み上げられています。
この衣類は、東南アジアなどに輸出されるものですが新型コロナウイルスの影響で3月頃から海外の港が閉鎖したため輸出できず倉庫に大量に溜まってしまっています。
私達が資源ゴミとして出し、市が集めた衣類はリサイクル業者に渡り、倉庫で保管されています。
ほとんどが東南アジアなどに輸出され古着や自動車のシートなどにリサイクルされています。
しかし今は新型コロナウイルスの影響で輸出がストップしているため衣類は倉庫で出荷できず溜まってしまっているのが今の現状です。
さらに今年は外出自粛中に自宅の片づけをする人が増えたことから今年4月の衣類ゴミは去年より8トン多い118トンとなっています。
リサイクル業者の田中商会では収容できる量が2倍を超えたため衣類を圧縮し、おける場所を確保する対応を取っています。
このペースでいくとあと1か月ほどで容量の限界になるといいます。
5月からからさらに衣替えのシーズンに入り、倉敷市の環境センターにはゴミを持ち込む人が増えています。
こうした現状から倉敷市は、6月1日から当面の間、衣類の資源ゴミを家庭で保管してもらうよう呼びかけています。
衣類の資源ごみの回収は中止してはいませんが新型コロナウイルスによる混乱を乗り切るために一人一人の心がけが今求められています。
倉敷市は自宅で保管する際、外に置いておくと雨で濡れてしまい引き取りができなくなってしまうため押入れなど屋内に保管してほしいと話していました。
現状が回復して対応可能になったら倉敷市のホームページでお知らせするということです。

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  • 放送日:2020/06/02(火)
  • 担当者:岡村祐紀
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