岡山県を代表する民謡、「下津井節」の全国大会が開かれ、出場者は自慢ののどと節回しを競いました。
令和初となる、第34回下津井節全国大会は、下津井東小と西小の児童の歌声で幕を開けました。
大会には県内外から147人が出場。
4歳から98歳までの出場者は、高年、青壮年、少年・少女、舟歌調の4つの部門に分かれて競いました。
下津井節は江戸時代から船頭たちによって酒の席で唄い継がれてきた民謡です。
このメロディーは北前船によって全国各地に伝えられ、瀬戸内海や日本海沿岸などによく似た唄が残されているそうです。
出場者は下津井の情緒を想い浮かべながら、自慢の歌声を存分に披露していました。
今大会最高齢・98歳の出場者、倉敷市児島下の町の片山キクノさんも、衰え知らずののどと節回しで会場を沸かせました。




