倉敷市真備町では、西日本豪雨災害で真備図書館が被災し、常設の図書館がなくなっていましたが、今日(23日)から真備公民館を仮設図書館として再開しました。
去年7月の豪雨災害で、真備図書館は3メートル50センチ浸水し、館内にあった13万冊すべての本が泥水にさらされました。被災直後は本棚がひっくり返り、床は足の踏み場もありませんでした。
・・・災害から1年、仮設ではありますが、真備町に図書館が復活しました。開館時間と同時に、再開を心待ちにしていた住民や夏休みに入ったばかりの小学生が訪れます。館内には、災害当時、貸し出しをしていて被災を免れた本とボランティアから寄贈されたおよそ5000冊の本が用意されています。自由研究の参考書を目立つ位置に置いて、真備の竹で壁を装飾するなど工夫もされています。
利用者は、被災前と同じように、ゆったりと本を手に取ったり借りることができます。
【インタビュー】
・利用者はー(3人)
公民館には、合わせて60席以上の読書スペースや学習スペースが設けられ、集中できる環境が整えられています。
【インタビュー】
・真備図書館 藤井広美 館長
被災した図書館は、未だ工事に取り掛かれていません。壁や天井を張り替えて大規模修繕工事を行い、2021年に復旧が完了する予定です。それまでの1年あまりは、真備公民館が仮設図書館となります。
(「真備図書館午前10時~午後5時月曜・祝日は休館」)♯




