パリと倉敷市で活動する若手銅版画家が合同で作品展を開いています。
倉敷市立美術館で開かれている作品展には、31点の銅版画が展示されています。倉敷市阿知で銅版画工房「阿知版画工房」を構える内田祥平さんが中心となり今回初めて開きました。作品を出展しているのは、内田さんがパリで制作活動をしていた時に出会ったイタリアやスペイン、中国、韓国などの銅版画家と「阿知版画工房」のメンバー15人です。内田さんは、銅版と木版を組み合わせた抽象作品を出展しています。描きたいものを意識せずに彫刻刀を自由に走らせて作品を完成させるそうです。会場では銅版の上に和紙を張り合わせたものなど作家の個性あふれる作品に出会えます。作品展は、今月31日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




