去年の豪雨災害で校舎が浸水する被害を受けた倉敷市真備町の2つの小学校で卒業式が行われました。
このうち薗小学校内に仮設校舎がある川辺小学校では、51人の卒業生ひとりひとりの名前が呼ばれ、卒業証書が手渡されました。
本多卓郎校長は、災害による様々な苦難を乗り越え学び舎を巣立つ卒業生にはなむけの言葉を送りました。
卒業生たちは先生や保護者、在校生へ感謝の気持ちを歌声で伝えました。
式を終えた卒業生たちは川辺小学校の校舎に向かいました。
川辺小学校は豪雨災害で2階の天井付近まで浸水しました。
今回、6年生が卒業するにあたり、PTAらが校舎の開放を呼び掛けて掃除をし、卒業生を迎えました。慣れ親しんだ教室に久々に戻ることができた卒業生たちは友人や保護者と笑顔で記念撮影などを行っていました。
倉敷市真備町地区の被災校の復旧工事は来年度末に完了する予定です。




