総社市消防本部で、消防職員が業務に対する意見や課題を述べる意見発表会が、15日に開かれました。
今年の意見発表会は、「防災」に関するテーマで5人の職員が発表しました。
豪雨災害での経験をふまえた内容が多くあげられました。
従来のハザードマップ以外に身近に危険を意識できるものが必要と、電柱に水位ラインを示しわかりやすくするようにとの意見が出ました。
このほか、7月豪雨後、消防署員がボランティアとして下原地区で被災家屋の高所作業をした経験を例えに、どんな災害にも臨機応変に対応できる訓練が必要という訴えがありました。
審査員を務める消防署幹部をはじめ、会場の職員たちは、真剣に発表を聞いていました。
審査の結果、昭和出張所消防士長の福田有訓さんと消防署消防司令補の林田章宏さんが優秀賞に選ばれました。
林田さんは4月12日に岡山市で開催される県大会に出場します。




