倉敷市で盛んだったい草産業の歴史やい草の魅力を知ってもらうイベントが倉敷美観地区で行われています。
倉敷市は昭和40年頃、い草の一大生産地としてい草の栽培や畳、ゴザなどの製造が盛んに行われていました。
しかし畳の需要減少などでい草の文化は薄れつつあります。
倉敷市は倉敷公民館など倉敷美観地区の3会場でい草の魅力を多くの人に知ってもらおうとイベントを開きました。
会場では畳縁を使ったバッジ作りやい草を使ってコースターを編むワークショップなどが行われ、子ども達が楽しみながら倉敷市の文化に触れました。
倉敷物語館では緻密な模様が特徴で岡山県初の本格的な花むしろとして明治に作られた「錦莞莚」の展示も行われ、貴重な市の文化財を間近で見ることができます。
その他い草や畳縁を使った雑貨品などの展示やい草を使ったわらび餅、コーヒーの販売も行われています。
このイベントは17日まで倉敷公民館などで行われています。




