瀬戸内国際芸術祭が4月26日から始まります。開催まで1ヶ月半となった玉野市では、宇野のチヌのリニューアルなどが行われ、子どもたちが協力して盛り上げています。
玉野市民のシンボル「宇野のチヌ」は、瀬戸内国際芸術祭第一回の2010年に生まれました。しかし、潮風にあたって白や黄色に変色してきたことから、制作したアートグループ「淀川テクニック」が今回、宇野のチヌと小チヌをリニューアルすることに決めました。リニューアルに必要なのはカラフルな不用品です。宇野港には、協力しようと使わなくなったおもちゃなどを持った子どもたちが集まりました。
子どもたちは、制作する「淀川テクニック」の柴田英昭さんと一緒に、持ってきた物の色や大きさを確認し合っていました。
【インタビュー】・3人
不用品の受付は今月12日までですが、できるだけ早く集めたいとしています。
【インタビュー】淀川テクニック 柴田英昭さん
不用品を渡した子どもたち。場所を移動してなにやら真剣に魚の絵を描いています。瀬戸芸のオープニングで重要な役割を果たすものなのですが……実は、この絵、音楽になるんです。絵を読み取って波形に変換して音楽にしていきます。自由な発想で子どもたちは、想いの詰まった絵を完成させました。
このほかにも、ステージをプロデュースする山地真美さんは、玉野市の砂の楽器で、当日みんなで演奏するなどアートと音楽の融合を届けようと企画しています。
本州から島々への玄関口となる宇野港。瀬戸内国際芸術祭を一丸となって盛り上げます。
【受け】リニューアルした宇野のチヌと小チヌは、今月末までに完成する予定です。




