今月1日から始まった春の火災予防運動にあわせ、総社市の保育園で防火教室が開かれました。
総社市での防火教室は4日から15日までの間に市内6つの保育園で行われます。初日となった4日はすずらん保育園の園児60人が消防の仕事の内容や子どもだけで火を扱うことが危険だということの話を聞きました。総社市の火災発生件数は平成28年が10件でしたが平成29年が34件、平成30年が32件と増加傾向にあります。火災の原因としては屋外での焚火からの燃え移りが半数以上を占めていて風が強く吹く春と秋は特に警戒が必要です。防火教室では、火災の話のあと、焚火を放置することの危険性を人形劇を通して伝え、子どもたちも真剣に火は危ないということを感じていました。また、総社市内の住宅用火災警報器の設置率は平成30年末で77%であることから、家に帰ったら寝室に住宅用火災警報器が設置しているかを家族の人と一緒に確かめることを約束していました。




