倉敷市が整備を進めていた市営中庄団地の工事が終わり、竣工式が行われました。
竣工式には建設に携わった民間企業や発注元の倉敷市のほか、中庄地区の住民が出席し、新しい中庄団地の完成を祝いました。市営中庄団地整備事業は建物の老朽化を理由に平成28年9月から平成31年2月までの2年5か月で進められました。倉敷市は民間を活用するPFI方式で事業を行い、旧団地の解体から新団地の建設を行いました。総工費は52億5960万円です。新たに建設された中庄団地は10階建て・9階建て・8階建て・6階建ての4棟で、300戸が整備されました。3LDK・2LDKのほか、車いすでも生活ができるバリアフリーの部屋もあります。また、団地内には災害時に対応するためかまどベンチやマンホールトイレ、備蓄倉庫、大雨時の雨水を一時的に貯められる貯留槽も設置されました。このほか、中庄地区のツツジ山再生プロジェクトから200本のツツジが贈られ、敷地内に植えられています。新しい中庄団地への入居は4月からとなります。




