去年2月から三井E&S造船で建造されていた海上保安庁の巡視船「しんざん」が完成し引渡式が行われました。
三井E&S造船で建造された巡視船「しんざん」は、全長46メートル、幅7,5メートル総トン数195トンの16人乗りです。総工費およそ24億円かけて整備されました。領海に侵入する船に対応するため、20ミリ機関砲と遠隔放水銃のほか外国語でも停船命令などが警告できる電光掲示板を配備しています。引渡式には、関係者およそ40人が出席しました。三井E&S造船の林慎一営業本部長が第六管区海上保安本部の増田克樹次長へ引渡しを確認する書面を手渡しました。増田次長は、乗組員を前に「海上保安庁に課せられた任務の重要性を改めて認識し、船の持つ能力をいかんなく発揮できるよう業務にあたって下さい」と海上保安庁長官の訓示を代読しました。巡視船「しんざん」は第二管区の秋田海上保安部で任務にあたります。




