豪雨災害から7ヵ月が過ぎ、倉敷市真備町では、各地で住民同士の交流会が開かれました。
有井地区では、今回初めて住民が集まる「下有井ふれあい会」が行われ、久しぶりの再会を喜び合う姿が多くありました。末政川の東と西に広がる有井地区は、川の堤防が決壊し、甚大な被害を受けました。災害から7ヵ月が過ぎた今でも、多くの人が仮設住宅などでの生活を余儀なくされています。離れ離れの生活が続くなか、訪れた人たちは、温かいぜんざいや、焼き鳥を食べて近況を報告し合っていました。
【インタビュー】・有井で被災した住民はー(3人)
住民同士の交流の場であった下有井公民館も被災し、解体の目途は立っていません。子どもたちも不安を抱えながらの生活が続いています。
【インタビュー】・(1人)
住民の有志で作る「下有井ふれあい会」実行委員会は、今年2月に立ち上げられました。このイベントは、住民同士が定期的に顔を合わせ、元気になってもらおうと企画しました。
【インタビュー】下有井ふれあい会 浅野達朗 実行委員長
箭田地区で毎月第3土曜日に開催する交流イベントでは、倉敷市出身の双子デュオ「まゆみゆ」が被災後の真備町で、初めてのライブを行い、心を込めた歌声を披露しました。
テントでは、地元住民がおこわや、ちらしずし、うどんなどを販売しました。訪れた人たちは、こたつで温まりながら手拍子をして楽しんでいました。
災害から7ヵ月、被災地では住民同士の交流の場が大切な役割となっています。




