鬼をテーマにした総社市の冬のイベント「鬼が辻」が、9日(土)に開かれました。
「鬼が辻」は、「節分で追い払われた優しい鬼が集う場所」という設定で毎年2月の第二土曜日に行われている鬼のおまつりです。27回目の今年も鬼の面や角、カラフルな衣装を身にまとって上手に鬼に扮した親子連れなどがカミガツジプラザに集まりました。会場では、「焼き鬼ぎり」や「鬼汁」、「鬼ぜんざい」といった鬼にこだわった名前の食べ物や遊びのコーナーが設けられました。個性的で可愛らしい鬼に変身した子どもたちは、コマ回しや長縄跳びキックゲームなどを楽しみました。「鬼が辻」は、節分で豆をぶつけられた鬼の痛みが分かる、思いやりのある子どもたちを育てようと、町おこし市民グループでつくる「鬼が辻実行委員会」が毎年行っているものです。フィナーレでは、参加者全員で「鬼のダンス」をしたり手をつないで歌を歌ったりして泣き虫鬼も、怒りんぼ鬼もみんな心優しい鬼になりました。
総社の冬のイベント第27回「鬼が辻」
【取材日】2019年2月9日(土)
【場所】カミガツジプラザ
【住所】総社市中央




