玉野市立高校の今後の方向性について 検討する会議が玉野市役所で 開かれました。
「玉野市立高校在り方検討会議」では、少子化や人口減少が進むなか、市の人材育成の中心となる 玉野商工高校、玉野備南高校の運営方針を決めるため、学識経験者、地元企業の代表、市民からの公募委員などから広く意見を求めています。
今年度3回目となる会議では、 今後の市立高校の 方向性に対する意見書の案について 話し合われました。
参加者からは、 「広報誌などでもっと市立高校の活動を周知してみてはどうか」、「観光に関するカリキュラムを 取り入れてはどうか」といった、 市立高校ならではの 市や地域との一体性やフットワークの軽さを生かした運営で、県立高校との差別化を図ってはどうか、などの意見が出ました。
また、公募委員からは、 食堂や購買の拡充、遠距離の生徒への原動機付き自転車の購入補助といった、 保護者のニーズを把握して「選ばれる学校」になるようにして欲しいといった意見も出ました。
今回出された意見を踏まえて、 修正した意見書を 新年度の検討会で議論し、意見を集約していきます。
その後、意見をまとめて、 市立高校の将来計画の策定のために玉野市教育委員会へ提出します。




