長時間労働削減などをテーマにした働き方改革セミナーが倉敷市役所で開かれました。
セミナーは労働力不足が進む社会においてどのように企業成長をさせていくのか、国が進める働き方改革に取り組みにはどうすればよいかなど、市内の企業を支援しようと倉敷市が開きました。講師は内閣府地域働き方改革支援チーム委員で「イクメン」の名付け親でもある渥見由喜さんです。セミナーには、倉敷市内外の事業主や人事労務担当者など60人が参加し、話を聞きました。セミナーでは長時間労働のもととなる課題として、能力の高いエース社員に多くの業務が偏ることや、長時間労働で量を増やす考え方が社会に根付いていることを上げました。講師の渥美さんは、課題改善には不必要な仕事の洗い出し、仕事量の分散、仕事と生活の両方で目標を立て達成させるようにすることがポイントとしました。セミナーでは長時間労働削減や女性管理職の育成についてなど、テーマごとにグループワークも行われ、参加者は企業が成長の方法について考えていました。




