倉敷市真備町の子どもたちが川崎医療福祉大学の学生と一緒にひな人形づくりを楽しみました。
和やかな雰囲気で始まったひな人形づくりには、真備町の子どもな30人ほどが参加しました。紙コップやマスキングテープなどの身近な材料でできる「吊るしひなづくり」に挑戦します。一緒に作ったのは、川崎医療福祉大学・医療福祉デザイン学科の学生26人です。真備町では、去年7月の西日本豪雨によって大切にしていたひな人形が泥水にまみれてしまった家庭や、仮設住宅などで飾るスペースを確保できない家庭が多くあります。普段は医療福祉に関するデザインを学ぶ学生たちが、そうした現状を知って子どもと一緒に作れるひな人形を考えました。また、被災した子どもたちが楽しむことで心のケアになることも目的としています。学生とのふれあいを楽しんだ子どもたちは、出来上がったひな人形を見て喜びの表情を浮かべていました。




