京都嶋原の芸妓・葵太夫が児島の伝統産業、畳縁の工場を訪れました。
倉敷市児島田の口の畳縁工場・高田織物を訪れたのは、京都嶋原で活躍する葵太夫です。葵さんは高下駄を履いて太夫の艶やかな姿で訪れました。今回の工場見学は、平成30年7月豪雨災害からの復興を願ったチャリティショーで、葵さんの衣装の帯に児島産の畳縁・デニム・真田紐で作った児島帯を着用したことがきっかけです。太夫文化も畳縁産業も歴史は長く続いていますが、生活様式の変化などから伝統文化の継承・存続が課題となっています。太夫の衣装に伝統産業が使われることは新たな文化の創出になり、お互いに期待を寄せています。工場見学を前に招かれた地元住民50人と交流し、お祝いの時に舞う「鶴の声」を特別に披露しました。このあと、畳縁を作っている工場を見て回りました。
大きな音をたてて様々な柄の畳縁ができる様子を興味深そうに眺めていました。
見学のあと、展示・販売されている畳縁の加工品のショップも見学していました。




