倉敷市は去年11月に続いて2回目の「復興懇談会」を開き12月に策定した「真備地区復興ビジョン」について住民に説明しました。
2回目の懇談会は、午前と午後の2回に分けて真備地区全住民を対象に開かれました。薗小学校の体育館には、およそ人が参加しました。倉敷市は、「真備地区復興ビジョン」の基本理念をはじめ小田川の合流点付け替え事業を5年間で完成させることや自力再建が困難な人のための災害公営住宅の整備、復興商店街や復興イベントへの支援といった5つの基本方針の主な施策について説明しました。意見交換では、住民側から堤防の復旧、強化工事の進捗状況、小田川合流点付け替え工事完了までの治水対策、集会所のリフォーム費用の補助制度、公費解体の時期の明確化といった疑問や意見などが出されました。これに対して市側は、公費解体については、今年9月末までに完了させると答えていました。倉敷市の「復興ビジョン」に関する説明会は今月18日と20日にも真備公民館で開かれます。




