7月豪雨で被災した介護老人保健施設「ライフタウンまび」は民間会社と提携し災害時にドローンを活用して物資の運搬や状況把握を行います。
また、地域の活性化に向けて3Dプリンターなどものづくりができるスペースを施設内にオープンさせます。
真備町箭田の介護老人保健施設「ライフタウンまび」です。
7月の西日本豪雨では2階まで浸水する被害を受け一時はおよそ80人が孤立状態となりました。
今回、「ライフタンまび」は民間会社と連携し、災害時にドローンを使って緊急物資の搬送や災害状況の把握などを行うことになりました。
具体的な運用方法はこれから検討していく予定ですが、連携するモトヤユナイテッドによると使用するドローンは5キロの物資を20キロ先へ届けることが可能なほか、スピーカーを取り付けて避難などを呼びかけることもできるということです。
また「ライフタンまび」では倉敷芸術科学大学との連携事業で3Dプリンターやレーザーカッターなどを揃えたデジタル工房を開設します。
この工房は最新技術を使ってものづくりを楽しめる拠点施設を目指していて施設利用者や学生をはじめ地域の人も利用できます。
デジタル工房の開設を記念し機器で製作したタケノコのイルミネーションも施設の利用者へ披露されました。
デジタル工房は来年2月2日から毎週土曜日に施設の3階で開放されます。




