学生が地域の人に話を聞いて文章にまとめる「聞き書き」のフォーラムが開かれました。
「聞き書き」とは、話を聞いて話し言葉だけで文章にまとめることです。
地域のお年寄りに話を聞いて知恵や技を次の世代へ繋いでいくことを目的にしています。
「聞き書き」フォーラムは、学校の教諭などで作る備中「聞き書き」実行委員会が主催し、「聞き書き」をした学生の成果発表と専門家による講演が行われました。
講演では、NPO法人共存の森ネットワーク理事長の澁澤寿一さんが学生およそ20人を含む50人を前に話をしました。
澁澤さんは、「歴史は人間の思いがつながって作られている。
持続可能な社会を作るには、人と人がつながるための「聞き書き」が必要」としました。
また、「聞き書き」は、話をしてくれた人の体験を聞く側が自分の体験として捉え、自分と地域の未来を考えるものにつながるとも話していました。
学生は講師の話を聞いた後、自分たちで取り組んだ「聞き書き」の成果を発表し意見を交わしました。




