玉野市用吉の住民による作品展が用吉公民館で開催されています。
公民館には、絵画や写真、手芸品など大小さまざまな作品が展示されています。現在、200世帯ほどが暮らす玉野市用吉地区。高齢者を中心に川柳やパソコン教室を開くなど公民館での活動が盛んです。7年目となる今年はおよそ100作品が展示され、住民が日々の活動の成果を発表しました。今回最年少の20代・豊岳由華さんは広島県の美術大学を卒業後、玉野市内の寺で修行をしています。大学で培った油彩と寺を題材にしたまんが作品が楽しめます。また、亡くなった住民2人が生前に描いた絵画と水墨画が展示されています。その一人、相賀正夫さんは手のしびれと闘いながらも力強いタッチで馬の躍動感を表現し、亡くなる1か月前にこの作品を完成させました。このほか、短冊に書いた川柳や美しい木目を活かした岡山特産の伝統工芸烏城彫りなどの作品が展示されています。用吉地区作品展は12月2日まで開催しています。




