玉野市の定時制高校玉野備南高校の70周年記念式典が16日に行われました。
玉野市立玉野備南高校は昭和23年に機械科と造船科をもつ定時制高校として開校しました。
設立当時は、玉野市玉の三井造船の向かいに校舎があり、実習教科は三井造船の社員が教えていました。
平成8年からは、旧日比中学校跡地に建設された生涯学習センターに併設されました。
現在は、昼間普通科と夜間総合技術科の2つの科に15歳から29歳の生徒60人が通っています。
記念式典では二部野 一郎校長が70周年の歴史を振り返り生徒が自らの手で未来を切り開いていけるようにキャリア教育の充実をはかり新たな進化へと歩み続けていきますと式辞を述べました。
後援会会長をはじめ歴代の校長など功労者へ感謝状と記念品が贈られました。
生徒会長の石井大輔さんが「70周年の節目の年に在学できたことに感謝し、先輩が築いてきた伝統や精神を受け継いでいきたい」と生徒を代表して挨拶しました。
玉野備南高校の夜間総合技術科は来年度末で役割を終え閉科されることになっていて70年続いた玉野市の定時制高校の夜間部がなくなります。




