JR西日本と警察、消防が連携して玉野市の宇野駅構内で津波対応訓練を行いました。
訓練は、JR宇野線の下り普通列車が宇野駅に到着する直前、震度6強の地震が発生。緊急停止したが脱線したため乗客に負傷者が出たとの想定で行いました。運転士と車掌、それにたまたま乗り合わせていたJR社員が協力して乗客の安否を確かめます。乗客23人のうち、負傷者が4人、車椅子の人や目の不自由な人がいる事が分かりました。警察と消防が到着し素早く負傷者を搬送した後、ハシゴを使って乗客を1人ずつ安全に車両から降ろしました。そして、避難所となっている県立玉野高校へ乗客を誘導し、安全を確保しました。この訓練は、津波発生時にJR西日本が玉野市の警察、消防と連携して素早く乗客の救護にあたれるように2013年から毎年行っています。




