高梁川流域の自然を写したフォトコンテストの入賞作品の展示会が倉敷市立美術館で開かれています。
このコンテストは、高梁川流域の7市3町で構成する高梁川流域連盟が、流域住民の生命の基盤である高梁川の大切さに気付いてもらおうと平成4年から毎年開催しています。今年は、380点の応募があり、そのうち入賞作品52点が展示されています。地域色ある作品のほか、虫や植物など自然をテーマにした作品が多く並びました。最高賞の推薦に選ばれた倉敷市中島の野津裕一さんの作品「恋の季節」は、草の上に止まったオスとメスのトンボの様子を捉えています。
このほか、美観地区で人力車に乗っている瀬戸の花嫁や、備中国分寺の幻想的な光景などなじみのある風景が個性的に切り取られていて、来場者はじっくりと鑑賞していました。
『高梁川流域の自然フォトコンテスト2018』は、11月2日(金)まで、倉敷市立美術館1階のエントランスホールで開かれています。




