倉敷市にある阿智神社の周辺で、 白壁の街並みを彩るイベント倉敷屏風祭が開幕しました。
倉敷屏風祭は、阿智神社の秋祭りにあわせて江戸時代に行われていた風習を、「わが家のおひろめ祭」として現代に復活させたイベントです。今年は25ヶ所で古くから伝わる屏風や各家自慢の家宝が展示されています。倉敷物語館では、国宝の屏風「洛中洛外図屏風舟木本」などを最新のデジタル技術を使ってコピーした作品が倉敷で初めてお目見え。訪れた人は本物かと疑うほどの繊細な屏風に驚いていました。また、倉敷芸術科学大学の学生が4ヶ月かけて一から作り上げたオリジナル屏風が初登場。倉敷をテーマに 新しい感覚で描かれた屏風が来場者の注目を集めました。なお、21日も午前10時から倉敷屏風祭が開かれます。そして、阿智神社の神輿と千歳楽が威勢よく町を練り歩き、美観地区界隈は祭りムード一色に染まりそうです。




