国指定重要文化財熊野神社本殿、第二殿の48年ぶりの保存修理工事が終わり見学会が開かれました。
倉敷市林にある国指定重要文化財熊野神社本殿、第二殿はおよそ520年前の室町時代に建てられました。
保存修理工事は去年の11月に着工し檜皮葺屋根を48年ぶりに葺き替え赤色をはじめとした外観の塗装を84年ぶりに塗り直しました。
塗装は、伝統的な塗料である膠を使って塗り直し、水にも強く長持ちさせるように釘には竹ひごを使っています。
見学会には、倉敷市内外からおよそ100人が集まり、完成した第二殿を興味深そうに見学していました。
また、門の前では、児島の和太鼓グループドラムパフォーマンス己が奉納太鼓を披露するなど、修理の完成を祝いました。




