総社市在住の洋画家泉谷淑夫さんが初個展開催から20年になるのを記念してギャラリー倉敷で「美しい驚き」と題した作品展を開いています。
羊の群れが迫ってくる様子を描いた作品「エマージェンシー」総社市在住の洋画家で岡山大学名誉教授の泉谷淑夫さんは「羊」をモチーフにした不思議な絵画作品を多く描いてきました。今回の個展では、20年前の代表作から今年描いた新作まで30点を出品しています。
現代社会の風刺や空想の世界を描く泉谷さんの作品は、羊の姿を通して時代の移り変わりを表現しています。
羊の群れの背後に浮かび上がる背景に世相の変化を見比べることができます。
また「フェルメールの絵に忍びこんだ猫たち」と題したシリーズ作品では、バロック期を代表するオランダの画家フェルメールの作品を模写した中に猫を描いています。
泉谷さんの独特の世界観がただよう「美しい驚き泉谷淑夫展」は10月21日まで倉敷市中央のギャラリー倉敷で開かれています。




