総社市は10日から、豪雨で被災した農家のために稲刈りの代行を始めました。
総社市下原地区の田んぼに集まったのは、そうじゃ地食べ公社の職員や地元の有志などおよそ20人です。
職員たちは、農機具が水没などによって使えなくなった農家の人たちに代わって、11月半ば頃まで下原地区や下倉地区にある田んぼおよそ14ヘクタールの稲刈りを代行します。
初日のきょうは大型のコンバインを使いながら、およそ1ヘクタールで収穫が行われました。
工場爆発の影響で、田んぼの中には多少のゴミなどが残るものの、事前のボランティアによる清掃もあり、稲刈りはスムーズに行われました。
下原や下倉地区では主にヒノヒカリなどの品種を栽培しています。
7月豪雨災害による生育不良が心配されましたが、農家によると稲への影響は少なく、平年並みの収穫量を見込んでいます。
なお、総社市では随時稲刈り代行ボランティアを募集しています。
募集の詳細については総社市社会福祉協議会までお願いします。




